社長挨拶

Profile

代表取締役 古田信行(ふるた のぶゆき)

1948年生まれ。27歳で脱サラし、35歳のときに㈱秀永を設立。           

自ら率先して行動することがモットー。

秀永の沿革・特徴

私は秀永を設立するまで、不動産業界はおろか周辺業種の建設業も経験したことがなく、いきなり貸しビル業を始めました。今思うと冷汗や赤面するような思い出が数多くあります。関西より1972年に「大きな会社を作ってやる」という夢を持って上京しました。東京に親戚もなく、一軒家はおろか一坪の土地もないところから独力で資産を築き、現在では各種金融機関から数十億円というビル・マンション購入の為の超長期資金を借りることができる信用力を得られるまでになりました。

秀永は、創業以来一貫してオフィスビル・店舗ビル・ワンルームマンション等を賃貸し、不動産仲介業等を一切行わず、不動産賃貸業を専門とする事業を展開してきました。そしてバブル崩壊後、今日までの不動産市況下でも毎年のように賃貸用不動産の購入を続けて参りました。

秀永では、「賃貸業はサービス業」と考え、高度な管理サービスを実施する為に、所有する物件を管理会社に委ねることなく自ら手で管理運営しております。建物の防犯強化は勿論のこと、知人に自慢できる外観を備え、内容についても「二つと同じ部屋を作らない」よう、色・柄・素材等を専門家ではなく一般社員が選び、安全で心地よく且つ楽しくなる空間を提供しております。

「安全」と「気配りが行き届いた管理」が秀永物件のキーワードであり、それが秀永の部屋を選んでいただける最大の理由です。一般的にワンルームマンションでは独身者が多く、入居者の転貸借が頻繁であるにもかかわらず、快適な住まいとしての管理がなおざりにされており、コストがかかるメンテナンスは軽視される傾向にあります。しかし、秀永では、お客様が困っていること・お客様が苦痛を速やかに対応できるように土・日・祝日でも対応できるよう態勢を整え、各建物においては専門の清掃員を雇う等お客様目線のサービスを実施しております。

業界展望

秀永が考える豊かな社会とは、豊富なサービスや商品の中からお客様自身が選択できる社会です。ところが、部屋探しについては、インターネトtが利用できるようになったとはいえ、募集されている空室周辺の住環境・建物管理状況等の情報は不十分です。また不動産仲介業者の店舗に訪れても、その仲介業者がリアルタイムに市場の全情報を持っているとはいいがたく、仲介業者の中には諸事情によりその業者にとって都合の良い部屋を押し付けている場合もあります。

今後、所有頭数の増加につれ、新鮮な空室情報をいかにして発信するか等が課題となります。インターネット等を活用することにより、情報と現実とのギャップをなくすことで、お客様が数ある情報の中から秀永の建物の一室を選択し、引っ越し後も悔やむことのないようにしていきたいと考えています。その結果として、秀永のマーケットシェアが高まることで現在の秀永のサービスが業界標準となり、賃貸借にまつわるトラブルが無くなることに努めたいと思います。

また今後の住まいは次のようにあるべきではないかと考えます。例えば、学生のことはワンルーム、結婚したら2DK、その後子供ができたら3LDK、子育てが終わったら再び1K、という風にその時々のライフステージにあわせ、適宜適切に住み替えるのが経済的に合理的であり、人生を豊かにすることではないかと考えます。今までのように無理して多額のローンを組み、返済途中で会社が倒産、買った不動産は値下がるというような持ち家の呪縛から解放されるべきだと思っています。

少子高齢化が続き、土地価格が下がる中、無理して一戸建てを購入し、家族構成の変化があったり病気をしたとしても、高齢者が独りで大きな一軒家に住み続ける、ということは時代にそぐわないと考えます。また、かつての家主のように年金代わりに老夫婦がアパートを所有していては、お客様に対する管理・サービルに限界があります。秀永では、現在の社会に合った住まいとは何かを常に考えています。